第2章 学校
貴「そんなことはないと思いますけど・・・」
スパイクへたくそだったからせめて守備はって思って練習頑張ったんだっけ・・・
もう懐かしいや。
みんなレシーブ力も高いから悔しくってあの人のところに泣きついたんだよね・・・
ほかの人よりちっちゃいのに誰よりもキレーにレシーブしてた。
全然上達しない私にも文句言わないで付き合ってくれたっけ・・・。
今思うと自分の練習もあったんだよね・・・
悪いことしたな。
みんな元気にかな・・・
菅「そんなことあるべ!なぁ!大地!!」
は!!
菅原さんの声で我に返る。
ぶんぶんと頭をふってみんなを頭から追い出す。
大「あぁ・・・」
貴「これで、流れ玉来ても大丈夫って証明できたと思います。なので気にせず練習してください。
あと、レシーブが見たいからってわざと打ってこないでくださいね。全部よけるんで。」
西「んなぁ!もったいねぇぇぇ」
菅「・・・西谷、もう性格読まれてんなぁ。」
それから宣言道理にすべてよけていたら田中さんと西谷さんが大地さんに怒られたみたいで、ボールが飛んでくることもなくこの日の練習は終わった。
「「「おつかれさんっした!!」」」