第2章 学校
~あかりside~
「「「あかり!!!」」」
でっかい声で名前を呼ばれて振り返るとすごい勢いでボールが私に向かって飛んできていた。
私は反射でレシーブをしてしまった。
ボールは奇麗に曲線を描いてセッターがいるべきところへと帰って行った。
・・・やってしまった((汗
でも、やっぱり体からすぐには向けないものなんだね。
西「すっげーな!!あかり!!旭さんよりはパワーないけど、女でとっさなのになんであんなにキレーに返せるんだよ!!」
・・・ナチュラルに名前呼びの上に、そしてドストレートに大地さんをdisってるよ。
あ、名前呼びルールはここでも適用されてるんだ。
・・・めんどくさい
それよりもほら、西谷さんがオブラートに包まないから
ほら大地さんいじけてるし。
貴「・・・ありがとうございます。まぁ、バレーやってたんでレシーブならできますよ。
田「そーじゃねーって!!お前のレベルがたけぇって言ってんだよ!!」