第10章 西谷 夕2
ゴールデンウィーク最終日になった、ついに烏野との試合
黒「おら、着いたぞ」
ぞろぞろとバスを降りていくなか、私は緊張した顔で降りた
澤「はじめまして、音駒の皆さん、主将の澤村です」
黒「音駒の主将の黒尾です、よろしく」
烏野と音駒の主将が握手している
澤/黒「・・・(あ、こいつ食えない奴だ)」
私は、西谷くんに見つからないように、荷物を体育館に運びだした
すると、クロ先輩がそれに気づいて、
黒「お前ら!ボーッとしてないで、彩を手伝え‼」
《うっす‼》
「え、いや、大丈夫ですよ!」
と言った瞬間、
西「!?・・・!!」
西谷くんが、こっちを振り向いた
・・・やばっ
私は、体育館の中へと入っていった