第10章 西谷 夕2
彩香side
ゴールデンウィークに突入して、数日
もう、烏野との練習試合前日となっていた
黒「いよいよ明日だな、彩香の彼氏との試合」
「彼氏じゃありませんっ」
また西谷くんに会えるなんて、思っても見なかったから、どんな顔で会えばいいか分からない
私の事、覚えてるかな・・・
やっぱり、会うの怖い
「あの・・・クロ先輩、明日は私の事、彩って呼んでください」
相当深刻な顔をしてたのか、
黒「ああ、分かった。おい、明日は彩香の事を彩と呼ぶように!」
弧「え・・・面倒臭い」
「そこをなんとか!」
弧「うーん、別に良いけど・・・」
「ありがとう、研磨!」
西谷くん、元気かな・・・?