第9章 夜久 衛輔
店員「お待たせいたしました。こちらが、恋人限定パフェでございます」
うわ~・・・!すごく可愛い!
アイスとか、上にのっているウエハースとか・・・ハート型になっている
夜「溶ける前に、食うか」
「そうですね!・・・・・・あっ、先輩ストップ‼」
早速パフェを食べようとした先輩を私は止めて、持っていたスプーンを先輩の前に差し出した
「はい、先輩♪あーん」
夜「はぁ!?え・・・なんで!?」
「カレカノなので・・・・・・ちょっとやってみたかったんです。・・・ダメですか?」
夜「っ//わ・・・分かった(・・・彩香にダメですか?って聞かれたら、ダメって言える訳ないだろ・・・!)」
先輩はそう言うと、口を開けた
夜「・・・・あ、あーん」
パクリと、先輩はパフェを食べると
夜「ん・・・・・美味いっ!」
「そうですよねっ!では、私も・・・」
夜「待った。・・・オレがやって、彩香がやらない訳ないだろ。ほら、あーん」
え、ええぇぇぇぇぇぇぇ!?私も!?
「恥ずかしいですよ・・・///」
夜「オレだって恥ずかしかったけど、きちんとやっただろ!//」
うっ・・・・・し、仕方ない
「あ・・・・・あーん」パクリ
お、美味しいっ!
「美味しいですっ‼」
すると、先輩は私の頬を手で拭った
夜「彩香、クリームが頬に付いてるぞ!」
「へ?・・・・あ、すいませんっ」
夜「本当、彩香はおっちょこちょいだな」
えへへっ
「夜久先輩は、お母さんみたいですー♪」
夜「え!?」
心配性なんですよね、夜久先輩は