第7章 影山 飛雄
私の部屋に入れると、
影「あの、先輩・・・ウサギがいるんすけど」
「・・・・・・あっ!」
忘れてた、部屋にも動物いるんだった
「ちょっと待ってて、すぐゲージに入れるから!ほら~おいで~、シロ~」
ウサギ(名前はシロ)を抱くと、すぐさまゲージに戻した
「ふぅ・・・もう大丈夫だよ~」
そう言うと、やっと影山は入ってきた
影「すごいっすね、動物の数が・・・」
「ふふっ。動物からの影山の嫌われ度の方がすごいよ~」
・・・ん、あれ?
「そういえば・・・シロは影山が入ってきても騒がないねっ」
影「確かに・・・そっすね」
シロなら触れるかな?
「影山、シロ触ってみる?」
影「えっ・・・いや、でも」
触りたそうにしてるけど、怖いのかな?
「大丈夫、私が押さえてるから!」
私の勢いに負け、影山は
影「・・・ちょっとだけっすよ」
と言った
私はシロをゲージから出すと、触りやすいように抱えた
「シロは頭撫でられるのが好きだから、撫でてみて」
と言うと、影山は恐る恐るシロの頭に手を乗せ、撫でた