第7章 影山 飛雄
彩香side
私がミント(猫)を見つけたのは、ちょうど人に襲う所だった
あわてて駆け寄って捕まえて、やっとミントは落ち着きを取り戻した
「やーっとミント、捕まえた!」
そう言うと、襲われそうになっていた人が顔を上げた
「大丈夫?」
?「はい、大丈夫です」
ん?この制服、烏野だ
「あなた、烏野?」
?「はい」
「そっか、私は3年の水原彩香、よろしくね!」
影「オレは、1年の影山飛雄です」
すると、ミントがにゃ~と鳴いた
「この子はミント!うちの看板猫なんだ!朝、脱走して、探してたの」
ミントは真っ白な毛に、ミントグリーンの目をしているの
影「先輩の家、店なんすか?」
「うん、ペットショップなんだ!」
と言うと、
影「ペットショップ・・・」
とても嫌そうな声で言った
「動物、嫌い?」
影「いや、そう言う訳じゃないんすけど、動物に嫌われやすい体質で・・・」
あ、だからおとなしいミントが、威嚇してたんだね
・・・よしっ
「その体質、私が直すよ!」
こうして、影山の体質直し作戦が始まりました