第15章 月島 蛍2
「ツッキーって、恐竜が好きなのですか?」
そう言うと、ツッキーは頬を赤くしながら
月「べ、別に好きじゃないし」チラチラ
ツッキーは素直じゃありませんね・・・これがツンデレというやつでしょうか?
「まあ、恐竜が好きなのかは置いておいて。ツッキー、一緒に泳ぎに行きませんか?」
ちょうど近くには流れるプールもあるので、誘ってみた
月「別にいいけど」
やったぁ!実を言うと、すごく入りたかったのです‼
ではでは、早速上着を脱いでっと・・・
すると、ツッキーが私の腕をつかみ
月「・・・・ちょっと待った」
と言ってきた
「ほぇ?どうしたのですか、ツッキー?」
私が着ている水着は、オニューの水着
ちょうど見つけて、すっごく気に入っているのです♪
月「・・・・彩香(水着姿、かわいすぎ・・・・)」
「なんですか?」
そして、バサッと上着を被せられた
「はぇっ!?ツッキー、なにをするのですか‼」
月「やっぱり、プールには入らない・・・・」
「えぇっ‼どうしてですか!・・・はっ、もしかして、気分でも悪くなったのですかっ!?」
月「そうじゃな・・・・いや、ちょっと頭痛いかも」
「うわぁぁぁ!それじゃ、プールで泳ぐどころじゃないですね!すぐに救護室行かなくt・・・・!?」
大慌てで救護室に引っ張って行こうとすると、ツッキーが後ろから抱きついてきた
「ツツツツツッキー!?どうしたのですか‼」
まさか、熱中症で倒れてしまいましたか!?
しかし、ツッキーは私に聞こえないぐらいの大きさで
月「・・・オレ以外に、水着姿見せてほしくないんだけど・・・・・」ボソッ
「?何か言いました?」
月「・・・別に。彩香の水着姿がかわいいって言っただけ」
「なっ・・・・何お世辞を言ってるのです!?それより、熱中症は大丈夫ですか?」
月「熱中症・・・?・・・・・はぁ、ホント君って鈍感・・・」
とりあえず、私たちは潔子センパイのところに戻りました