第13章 桃太郎
日向は仕方なく、鬼が島のアズマネを倒してからカゲヤマに挑もうと思い鬼が島へ向かい始めました
てくてく歩いていると、とっても元気な犬(岡)が飛びついてきました
犬「わんわん!日向バレーしよう!」
日「ごめんな。オレは鬼が島に行かなくちゃいけないんだ」
犬「鬼が島?なんか面白そうだからついて行ってもいいか?」
犬はついてきてくれると言ったので金のバレーボールをあげると
犬「あぉ~ん!今からオレの主は日向様だ!」
日「うわぁやっぱり隷従とか嫌だっ!!」
とりあえず、日向はおともができました
犬と再び歩き始めると、女狐と女狐にアタックしている猿がいました
田「潔子さん!これ受け取ってくださいっ!!」
潔「・・・・・・・・・・・・」フイッ
女狐は、それを無視してどこかへ去っていってしまった
それを見送りながら猿は
田「うぉぉぉ‼ガン無視ヤバイっす!・・・・・ん?のわぁぁぁぁっ!?」
猿はやっと白い目で見ている日向たちを見つけました
ですが、日向たちは先を急ごうと猿の前を通りすぎていました
田「ちょちょちょちょっと待ったぁ‼」
猿は日向たちの前に立ちはだかると、ずいっと顔を寄せてきて
田「お前ら・・・さっきの見てたのか?」
日「・・・・・」コクリ
何も言わずに日向たちは頷いた
田「うおぉぉぉぉっ‼‼」
猿は雄叫びをあげると、必死に頭を下げてきた
田「頼む!今のは見なかったことにしてくれ!」
そこまで言われると断れないお人好し日向は、
日「オレたち今から鬼ヶ島行くんだけど、ついてきてくれるなら」
田「神(潔子さん)に誓ってついてくぜ!あと、オレの仲間も一緒にな‼」
田中さんがそう言うと、近くの茂みから烏と・・・・キジっぽい鳥が出てきました
西「おぅよ‼龍のためならついてくぜ!」
虎「同じくオレもだ!」
という訳で、猿と烏とキジが鬼ヶ島についていくことになりました