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ハイキュー 短編集

第13章 桃太郎


お婆さんが家に着くとお爺さんは帰ってきていました。大きな桃をかついでいるお婆さんを見て、

澤「おお、ばあさんや。その大きな桃は一体どうしたんだい?」

菅「この桃喋るんだよ。お爺さんに見せて食べようと思ってね」

すると、桃は叫びました

?「たっ食べないでぇっ‼オレおいしくないから!」

澤「おや、本当に喋るんだね。これはすごい」

菅「やっぱり中を見てみましょ」

2人はそう決めると、包丁で桃を真っ二つにしました

?「うわぁぁぁぁっ‼」

と出てきたのは

菅「・・・・ずいぶんと大きくて元気な赤ちゃんだねぇ」

?「オレは赤ちゃんじゃない!高校1年生だっ‼」

赤ちゃんのようにちっちゃい男の子は、回りにあった服を着始めた

日「オレは日向翔陽!王様を倒すために来たんだっ‼」

菅「王様というと、鬼ヶ島のアズマネね」

澤「ああ、あの世にも恐ろしいひげちょこだ・・・・!」

日「へ?あ、あの・・・オレが倒しに行くのはそっちじゃなくて、カゲヤマn」

日向の言葉を最後まで聞かず、お爺さんは立ち上がった

澤「日向!その心意気に免じて我が家の秘宝を預けよう!」

お爺さんは1度居間から出ていき再び戻ってくると、金色のバレーボールを3つ持っていた

澤「このボールは動物に渡すと、その渡した人物に隷従するようになるんだ!」

日「隷従!?怖い‼」

菅「このボールを使って仲間の動物を探しながら、鬼を退治するのよ」

そう言うと2人は日向に色々な物を持たせて、旅立たせました
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