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刺激的な先輩

第3章 部活


櫻井先輩が助けてくれたあの日以来、私へのいじめはあっさりと消えてしまいました。
いじめっこ達の櫻井先輩に嫌われたことにたいする心のキズがかなり深かったみたいです。
今日も朝教室に入り私の机に行くと中から紙がはみ出していました。


桜子ちゃんへ

今日部活決めがあるよね、管弦楽部でバイオリンやらない?
って言うか待ってるから!
櫻井

ここまで私のことを考えてくれているのでしょうか。本当に優しい方です。
ここはお言葉に甘えさしていただこうと思います。

翔「桜子ちゃん!」
教室の後ろから声が…
『あっ…櫻井先輩!!』
翔「紙みてくれた?なんか女の子みたいだよな、ははっ」
『わ…私…ほんと嬉しくて…私頑張ります!先輩の足引っ張らないように頑張るので!その…よろしくお願いします!』
私は勢いよく頭を下げました。
翔「ほんと!?よかった…実はさ…今年管弦に入ってくれる1年がいなくてさ…まじヤバかったんだよー」
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