第5章 大野先輩と相葉先輩

~相葉、大野side~

雅「ねぇ、あれが噂の笹原さんじゃない？」
智「あ、ほんとだぁ」
雅「どうする？声かけてみようか。」
智「そうだねぇ、おいらたち見て騒がない子なんて初めてだもん。」
雅「そうそう、それで調べてみたら２年生の櫻井って先輩に夢中らしいじゃない？」
智「しかもその櫻井先輩も有名なモテモテ男子だしね。これは…」
雅、智「悔しいよね」





あれ、なんでしょうか、お二人が私の方にやってきました…

雅「ねーねー、君、笹原さんだよね」
『えっ、えぇ、はい。そうですけど…』
智「僕たちのこと、知ってる？」
『もちろんですよ!二組の相葉雅紀さんと大野智さんですよね？』
雅「じゃあさ、俺らと付き合わない？」
智「僕たちずっと笹原さんのこと気になってたんだよぉ」

ふぇ!?どっ…どういう事でしょうか……
雅、智「だめ…??」

そっそんな上目使いで見られましても…

『私よりもお二人が好きなかたがたくさんいらっしゃいますし…ごめんなさい…(..)』

雅「ひゃっひゃっひゃ」
智「(*´∇｀*)」

雅「笹原さん、気に入ったよ、絶対僕たちに夢中にさしてみせるから。」
智「ごめんねぇー、相葉ちゃん、こうなると止まらないんだぁ、おいらも笹原さん気に入ったから、いつでも待ってるからねぇ〜」

ばいばーい、と。お二人は教室に帰っていきました……

『な…。えっ!?』
どうして……？
いったい私はどうなってしまうのでしょうか…