• テキストサイズ

―家族よりも家族な人―【黒バス】

第2章 洛山高校


嵐のように現れて消えたこーちゃんをぼーっと見ていると、レオ姉がため息をついた。

レ「全く。少しは落ち着けないものかしら…」

「いいじゃない、賑やかで」

レ「まあ、そうだけど。………ところでちゃん。私の呼び名は決まったかしら?」

すごい、忘れてなかったんだ。

「うん。レオ姉って呼ぶね。なんだか一番しっくりくるから」

レ「わかったわ。あ、もう次の授業始まるわ。席に着いておきましょう」

「そうだね」

二時間目も三時間目も四時間目も、レオ姉が色々助けてくれた。

~飛んでお昼~

「レオ姉ありがとう。助かったよ」

レ「いいのよ。ねえちゃん、一緒にお昼食べない?」

「いいよ!!」

小「レオ姉~!!それにちゃ~ん!!」

「こーちゃん!!どうしたの?」

小「一緒に食べよーよ!!永吉もいるから!」

「永吉?」

レオ姉があらかさまに嫌な顔をする。

「レオ姉?」

レ「永吉本当食べる量すごいのよ。それに下品だし。見ててこっちが食欲なくなっちゃうわよ」

小「いいからいいから!おいでよちゃん!永吉紹介してあげるから!!」

え。

有無を言わさずこーちゃんは私の腕をガシッとつかんで引っ張っていった。

「え、ちょ…きゃーーーーーぁ…」
/ 19ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp