第3章 イルミには……
キルアとイルミと僕は、イルミの部屋に集まって、イルミが録画したアニメを観ていた。
イルミ「クロダ アミの好きな三矢サイダー、3人分持ってきた。」
キルア「お!オレも三矢サイダー大好き。」
『イルミ、サンキュ!』
イルミ「キルアはこれ飲んだら、買い出しに行けよ。」
キルア「…………チェッッ」
僕は、イルミに手渡された三矢サイダーをTV画面を観ながら飲み干した。
………なんか変な味。
本当に三矢サイダーかな?
『これって、本物の三矢サイダー?』
イルミ「あ?あぁ。……((笑」
キルアが席を立つ。不満そうに、下唇を突きだし、行ってくるとだけ言い、部屋を出ていった。
イルミ「二人きり…だな。…それにしても、よく、味が違うことに気がついたな。」
『え?まさか、イルミは僕に毒を盛ったの?』
イルミはうっすらと笑みを浮かべる。
イルミ「毒を盛ったわけない。…媚薬だから。」