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You will... kiss on someone...

第3章 初めまして。


また、寮に戻らなければいけない。

一時的に憂鬱な気分に浸っているとピロリンッとポケットに入れていたスマホが鳴った。

相手は、藍ちゃん。

《ねぇ由紀。なにしてるの。早く来なよ。》

『わかってるっちゅーのっ!』

自分が発した言葉通りにメールを送り、寮に向かう。

とはいったが、今から来た道を帰るのは時間が掛かるので、事務所の地下にある寮へと繋がる道を通った。

私も最初こんな場所があるとは知らなかった。

さすが社長、面白いこと好きだよねー。

地下なだけちょっと湿っぽい。しかも、この地下道は寮以外の場所にも繋がっている。

私も最初は戸惑ったが慣れてしまえばというか、掲示板が下がっているので迷う心配は少ない。

いかにも怪しげな社長の似顔絵付きなので、信じるか信じないかで変わるけど...

地下の道を歩いて5分、寮の地下室についた。

最初からこの道を利用すればあんな、全力疾走なんてしなくてよかったと振り返る。

後悔先に立たずというやつだ。

集合場所は談話室。

なんだかドキドキする。後輩ちゃん達にいい刺激がもらえる気がする。

久しぶりに楽しめる気がした。
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