You will... kiss on someone...
第6章 キミに届け。
窓から差す陽の光で目を覚ました私は壁に掛けている時計を見た。
6時を回ったところ。起床は7時半
『ふぁ〜。もう一眠り、と思ったけど散歩しよっかな。』
財布とスマホをポケットに入れ薄いパーカーを羽織った。
とりあえず、奏雨にエサをやり春ちゃんが起きないようにとゆっくりドアを閉めた。
静かな廊下、誰もいない談話室。自分の足音が響きわたる。
靴箱からスニーカーを出して寮から出た。
うぅ...やっぱりまだ寒い。
思わず身震いをした。
暫くすると寒さにもなれ体がポカポカとした来るのがわかった。
『あぁ、朝の香りがする。』
湿っぽく、土の香りなどがしてなんとも言えないそんな香りだ。
あたりに少し霧がかかりぼんやりとしている。