You will... kiss on someone...
第5章 見て学べ。
寮に帰ってきた私たちは夕飯を取った。
『ってことで、今日のお仕事見学のレポートにまとめといてね。期限は明日の正午、正午ぴったしに締め切ります。私の部屋に提出すること、いい?』
鬼だ!という声も上がったので全員A4のレポート5枚に増やしてやった。
連帯責任です。グループなんだからね?
今日は春ちゃんの指導をしてあげられなかったので、食事が終わり次第好きなだけ付き合って上げることにした。
てか、カミュどこ行ったんだろ?全然帰ってこないじゃん。
部屋に戻ると真っ黒な猫が窓を引っ掻いていた。
『セシルじゃん。』
愛島「はい、お久しぶりです。」
人間の姿になった色黒で異国の服を着た青年がいた。
『はやく、おいでよ。待ってるから』
愛島「私も由紀の作った歌が歌いたいです。」
『いい子にしてたらね?』
ぶわっと強い風が吹き桜の花びらが舞う。すると、セシルは猫に戻り夜の闇へと消えていった。