第4章 大人にしてよ
「やっぱお前はかわいいなーっ」
陸さんが頭を撫でてくる。
んだよ…
いつまでガキ扱いしてんだよ。
『ガバッ!』
紗知は陸に馬乗りの状態になる。
「……紗知?」
「……けよ……。」
「は?」
「抱けよ。」
「さ、紗知?」
「あんときはこっちがガキだったから
抱かなかったんだろ?」
「お前が拒否ったんだろ」
「じゃあ今は拒否んねーよ。抱け。」
「紗知、お前おかしいよ」
「もとからだし。ほら、ヤれよ」
紗知は陸の下半身の棒を触る。
「興奮してんだろ?女子高生とできんだぞ?」
「俺はそんなに女に困ってねぇし
女子高生で興奮するやつじゃない。」
「ならさせてやるよ」
「紗知!いい加減にしろ」
「大人の余裕かましてんじゃねーぞっ」
紗知は陸にキスをする。
唇を離すと陸から再び唇を重ねてきた。
舌が入ってくる。
そのまま態勢が逆になった。
紗知が下で陸が上の状態だ。
あれ、私が勢いよくいってたはずなのに
逆になってる気がする。
やっぱり勝てないんかな…。