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Lipstick
第4章 大人にしてよ
「んっんんっふぁ、んん…」
ディープ音と紗知の喘ぎ声が響く部屋。
「紗知…」
「なに…?」
「俺がなに考えてるかわかるか?」
「わかんない」
「お前を犯そうとしてる。嫌なら逃げろ」
「やじゃねーよ。」
「そうか」
大きな手、細い指、イヤらしい動き。
気持ちいい。感じる。
服の中に徐々に入ってくる。
陸さんの体温を感じる。
陸さんは意地悪して触るのを焦らしてきた。
「……やく……」
「ん?」
「は…やく…」
「なんだ?はっきり言ってみ?」
「はやく触ってぇっ!」
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