第3章 VS青葉城西
───第2セット 開始
第2セットは烏野のサーブから始まる。
縁下が打ったサーブは拾われ
スパイクで帰ってくる。
月島がレシーブをするが乱れ、影山がすぐさまカバーに入る。
そして、トスを上げる体制に入ったと同時に日向が走り出し、跳ぶと影山はトスを上げる。
が、影山が上げたボールは日向の手を通り過ぎ
コートに落ちる。
影「日向!
悪い、今のトス少し高かった」
『あの影山が謝ってる…』
菅「成長したなあー」
スガさんと影山の成長に感動する。
そして、次は青城からのサーブ。
縁下がレシーブし影山の元へボールが飛んでいく。
大地さん 田中 日向 が動き出す。
影山の鋭い視線が日向に向き、
あの変人トス&スパイクが放たれる。
その一瞬の出来事に体育館中がどよめく。
「!? 何だ今のはえぇーーーっ!!!」
日・影「っしゃ!!!」
田「ア"ッシ!!」 澤「おーし!」
菅「『よっしゃ!』」
『やっとエンジンかかってきましたね!』
菅「おう!反撃開始だな!!」
日向の働きにより、個々の力を存分に出すことができ
青城を翻弄して行く。
そして……
ピピーーッ
第2セットは烏野が制した。