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【HQ!!】烏の翼

第2章 3対3







田「そォォォらァァァ!!!」


ドガガッ!!!!


田中の叫びとともに強烈なスパイクが打ち込まれ、
月島をフッ飛ばした。


田「シャーッ!シャラァァッ!!!」

田中は雄叫びを上げ、トレーナーを脱ぎ振り回す。


『田中うるさい!!』
縁「喜びすぎ!!」
木「まだ1点だろ!!」
成「おい脱ぐな!!」


月島に煽られて
いつも以上のパワーを発揮している田中は
私たち2年に罵倒されてもなお叫んでいる。


((田中を煽るのは失敗だったねー……))



そして、試合は進む。




月島・山口チームのサーブを田中が綺麗にレシーブし
影山の元にボールが飛んでいく。



影「日向!!」

日「おおっ」


日向は記念すべき高校の試合1発目のスパイクを決めるため
飛んだ。

周りは日向のジャンプ力に唖然としている。


そして、そのスパイクは……





バチッ




高い高い壁に叩き落とされた。



月「昨日もビックリしたけど、君よく跳ぶねぇ!
それであとほォ〜んの30cm程身長があれば
スーパースターだったかもね」


月島お得意の嫌味に日向は悔しそうな表情を浮かべている。



日「も、 もう1本!!」





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