第4章 もしあのシーンが主人公だったら…
【まぁかくかくしかじか……………………………という訳だ。頑張りたまえ。】
少し笑うとブツンと切れた。
「いや意味わかんねえよ!しっかり説明しやがれ!」
私がそうツッコんだ瞬間、背中に凄まじい痛みがきた。
「痛い!痛いってば!」
なぜだか私は背中が壁に当たってそのままパイプの隙間に挟まった。
それも総ちゃんが前へ走った瞬間に。
「ちょ!ちょ!待て待て!」
よくみると、私達は鎖で繋がられていたみたいだ。
総「かくかくしかじかで説明されただろ。協力しろよ」
「いや無理だよ!かくかくしかじかで通じるかよ!」
総「だから――――――――――――――――――――――って訳なんでぃ。」
「だからわかんねえよ!!!かくかくしかじかをピーにしただけだろ!!」
そして隙間にめり込んだまま説明されました。
モニター側には…
土「おい天パ!あれで読者がわかるかよ!」
銀「読者はきっと分かってくれると信じてる!」
土「お前がめんどいだけだろ!!」
土方さんと銀さんが居たのでした。