• テキストサイズ

これが、逆トリップですか・・・

第7章 まさか・・・・・あの赤頭は?


「おい、てめぇ・・・・・随分と
派手な登場をしてくれるじゃねぇか・・・・・
火神大我。」

「まさか、アンタまでトリップしてくるとはなぁ~」

2人も火神大我だと気づいたらしい。
頬を引き攣らせながら詰め寄っている。

「はぁ!?つかなんでアンタら
俺の名前知ってんだよ!?」

火神大我は何が何だか分からず
混乱しているらしい。

「おい、火神大我
クソ暑い熱湯風呂に入るか
俺たちに殺られるかどっちがいい?」

「いや!俺は五右衛門か!
どっちも嫌だわ!
なんで俺がそんな目にあわなきゃ
いけねぇーんだよ!」

「これでも、譲歩したほうだぜ〜?」

ギャーギャー煩い3人に
私は溜息を漏らした。

騒がしい。

「君はなぜここに
トリップしてきたんだい?
この場所!に。」


「あ?んなもん知るかよ!
気づいたらここにいたんだからよ!」


若干キレ気味の火神大我。
突然訳のわからない場所に来て
見知らぬ2人に物騒な事を言われれば
そりゃキレたくもなるだろう。

「君もトリップしてきたんですね。」

「は?トリップ?ってか!あ、アンタ・・・・・!」

私の格好を見て顔を真っ赤にする
火神大我に、周りの空気が2℃ほど低下。

ここは、お風呂場だよな?
何だか寒いんだけど・・・・・。

「君が来た時、シャワーを
浴びていたんですよ。」

「ま、マジか・・・・・っあ!
俺は別にわざとここに来たわけじゃ!!」

「分かってますよ。
他の皆も、そのようですし。」

「他の皆?」


/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp