第7章 まさか・・・・・あの赤頭は?
「・・・・・どうした!!」
翔、俊、玲を筆頭に
全員が走ってきた。
そして、私の姿を見て
固まる彼ら。
「はぁ?!」
「何があったの?晴華?」
真剣な、怖い表情で
詰め寄る玲。
これは・・・・・なんと言おうか?
火神大我が来たとはいえない・・・・・
「どこだ!ここ!どうなってんだ!?」
「!今の声は・・・・・」
黒子くんが気づいた。
っというより、黒子くん達は。
未だに気づかない3人は
黒いオーラ、殺気を纏い
お風呂場に入って行った。
これは、殺される。
私も行こうとしたら
玲が戻ってきた。
上着を私に羽織らせニコリ。
「僕たちに任せて。」
いや、ムリです。
素早くお風呂場に戻った玲の後を
私も、急いで追う。