第7章 まさか・・・・・あの赤頭は?
「そろそろお昼にしましょうか。」
「もうそんな時間だったんだね。」
時計を確認して言えば玲が驚いた。
それだけ夢中になって
私達はバスケをしていたらしい。
「昼飯も俺たちが作るから
晴華とお前達は休んでろ。」
「え、いいの?」
「それよりも晴華。
汗かいたでしょう?
シャワー浴びて来なよ。」
何から何まで悪いなぁと
思いつつ、こうなったら
譲らない事も長い付き合いで
分かってるから素直に頷いた。
「皆もシャワー浴びる?」
「俺達はいいのだよ。」
「また、午後にもやるだろうから。」
・・・・・なるほど。
赤司くんの言葉に納得して
私だけシャワーを浴びに向かう。
脱衣所に入って服を脱ぐ。
久々に沢山動いたから
気分はスッキリだ。
仕事も集中できるような気がする。
そんなことを思いながら
タオルを体に巻いて
お風呂場の扉を開けた。
シャワーを出して汗を流す。
ゆっくりシャワーを浴びるのも
お昼ご飯が出来てしまうから
軽くすませよう。
「ふぅ・・・・・」
体を洗い流して
シャワーを止めた。
タオルをまた巻いて
お風呂場を出ようと
足を踏み出した瞬間・・・・・
眩しい光。
まさか・・・・・?