第5章 部屋が・・・寒いです。
「よし、洗い終えましたね。
黒子くん、ありがとうございます。」
「いえ。」
お皿を片付けて、洗い物終了。
すると、玄関から
ドタバタと足音が。
「晴華!」
「おい、テツ!」
それぞれ呼ばれて振り返れば
翔が楽しそうに
青峰くんが不機嫌そうに
立っていた。
「晴華も来いよ?」
「テツ!お前いつの間に
いなくなってんだよ!
早く来い!」
「どうしたんですか、青峰くん。」
「翔・・・まさか。」
ニッと満開の笑顔。
あ、やっぱりなぁ・・・
「晴華も一緒にやろうぜ?」
「私も?」
「晴華も来いよ。
今日は勝つ!」
闘志に満ち溢れている
青峰くんに、若干引きつつ
溜息を漏らして黒子くんと一緒に
バスケコートに向かう。