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これが、逆トリップですか・・・

第5章 部屋が・・・寒いです。


「黒子くん、片付けは私に
任せて下さい。」

「だが、手伝ったほうが
早く終わるだろう。」

「気にしないで下さい。
君たちは、翔達とバスケを
しててください。」

笑ってそう言うけれど
納得してない表情。

どう、説得しようか・・・・・
頭で考えていると・・・

「ちょっと待てよ。
俺たちが朝ごはん作ったんだぞ?
俺たちが片付ける。」

と、翔が乱入してきた。
ややこしくなるでしょうに。

私は小さくため息を漏らす。

「そうだよ、晴華。
片付けした後にバスケをしても
いいんじゃないかな?」

「そうっスよー!
だから、手伝うっス!」

しつこい・・・


「片付けは私がやるから
大丈夫だって言ってるだろ?
通じねぇーの?」

『・・・・・・』

「お前ら朝からバスケしたかったんだろ?」

ピクリと反応したのは
青色と黄色。
分かりやすすぎる。

「だったら、私は気にしなくていいから
さっさとバスケしてこい。
んで、翔達も一緒にやりたいんだろ。」

『・・・』


「はい、ほら!
行ってきな!」

半ば無理矢理外に
放り出す。


怒ったふりをするのも
疲れる・・・。

こっちをチラチラ見てるけど
気にしたら負けだ。
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