第1章 初めまして・・・?
「それじゃ、とりあえず
ご飯の食材を買いにを行きましょうか。
あぁ、それと洋服とかも。」
「はい。」
コクリと黒子くんが頷いた。
あとは、何が必要だろうか。
一緒に住むことになった以上は
不便な事はさせたくない。
「とりあえず、必要になったら
また、買いに行けばいいですね。」
「ありがとうございます。」
黒子くん、律儀だな。
まずは、食材と服か。
車の鍵を手に取って、鞄を持つ。
「これから、食材と服を買いに
お店に行きます。車で行きますから。」
彼らを車に乗せて、車を出す。
お店はここから30分。
時間がかかりそうだ。
「はい、つきましたよ。」
目的地についた私たちは
車から降りて、お店に向かう。
「広いっスね・・」
「人が沢山です。」
「どこに行けばいいのか
わからないな。」
それぞれの感想に苦笑いをして
歩いて行く。
確かに、お店の中が広い。
服がズラリと並んでいるから
選ぶのも大変だろう。
「ここから、好きな服を
選ぶといいですよ。」
「ここからっスか・・」
唖然としている黄瀬くん。
黒子くんは、辺りを見渡していて
赤司くんは・・相変わらず
何を考えているのか分からない。
「種類も沢山ありますから
君たちの好みの服もあると
思いますよ?
また、なにかあったら言って下さい。」
そう言って、彼らから離れた。
私がいては、邪魔になるだろう。