第1章 初めまして・・・?
「はい、大丈夫ですよ?」
すんなりと頷く私に
安堵の表情を浮かべる黒子くんに
目を丸くする、黄瀬くんと赤司くん。
簡単に頷いた事が予想外だったのだろう。
「でも、大丈夫なのか・・?
いろいろ、お金がいるだろう?」
「おや?もしかして私
同い年くらいに思われてますか?
こう見えても成人してますよ?」.
「えぇ!?」
黄瀬くんのリアクションのいい反応に
思わず小さく笑った。
まぁ、この小さい身長にこの見た目だから
仕方がないか。
「きちんと働いてますし
全く問題ありませんよ。
だから、心配はいりません。」
「そうだったのか、年上だったのか。」
「あぁ、だからって
態度を変える必要はありませんよ?
今のままでいいですから。
その方が楽でしょう?」
敬語を使われた方が
違和感がある。
「そうか。なら今のままでいくよ、ありがとう。」
そんなこんなで始まった
漫画の世界のキャラクターとの生活。
果たしてどうなることやら。
とりあえず・・・
「皆さん、よろしくお願いしますね?」
「よろしくお願いします。」
「よろしくっス。」
「よろしく。」