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これが、逆トリップですか・・・

第5章 部屋が・・・寒いです。


「それじゃ、藤宮の友人の
彼らも・・・?」

「玲達は、違いますけど
私の仕事をサポートしてくれる
大切な仲間ですよ。」

「ふふっ、そう言ってもらえると
嬉しいなぁ。」

「玲!」

いつの間にリビングに
来ていたのか玲が
ニコニコ笑いながら立っていた。

「晴華のためなら
どんな事だってサポートしますよ?」

・・・なんだろう、照れくさい。
どう返したらいいのか
困っていると、テーブルに
彩り豊かなサラダが置かれた。

「もうすぐで、朝食完成だから
待っていてね?」

ニコリと笑って
また、玲はリビングに
戻って行った。

「なんつーか
晴華っちは凄い人なんスね!」

なんでそうなるんだ?

キラキラと尊敬の眼差しで
見つめられて、眉を寄せた。

何をどうしたら
そんな考えになるんだろう。

何故だか気恥ずかしい。

「そんなことないですから。」

「あれ〜?照れてるの〜?」

「照れてませんよ。」

「照れてるのだよ。」

「照れてないのだよ。」

「真似しないでほしいのだよ!!」

「藤宮さんも照れるんですね。」

「・・・黒子くん
私をどんなふうに見てるんですか?」

感情がないように
見えるんだろうか?
私だってあんなあからさまに
尊敬の目で見られたら
照れくさい。

あ、照れてるって
認めてしまった・・・







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