• テキストサイズ

これが、逆トリップですか・・・

第3章 騒がしい・・けど悪くない。


「そう言えば君たち
向こうでは試合とか大会とか
あったんじゃないんですか?」

「WCが終わったばかりなので。
ありません。練習するだけです。」

なるほど。
WCが終わったばかり。
つまり、皆がそれぞれ
バスケと向き合う事が
出来た後って事か・・・。

「そうですか。」

一言返して、鍋をかき混ぜる。
話してるうちに
カレーが出来てきた。

「黒子くん。
カレーを混ぜてもらっていいてすか?
私はサラダを作ります。」

「分かりました。」

お玉を黒子くんに渡して
私は、野菜を切る。

その隣では赤司くんが
お味噌を溶かしている。

いい匂いだ。

「これくらいだろうか。」

「味見して良ければ
大丈夫ですよ?」

「味見してくれないか?」

「え?私ですか?」

「この場合、藤宮が
適任だろう。」

そうだろうか?と
内心首を傾げつつ
赤司くんが、差し出している
お玉に口をつけてた。

「・・・」

「なんですか?」

「いや・・・そのまま
味見するとは思わなかった。」

「手が塞がってたので。」
/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp