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これが、逆トリップですか・・・

第2章 人数が増えました、仲良くなりましょう?


それから緑間くんのも
何着かアクセントになるのを加えて
彼らしい、似合う感じにした。

彼も気に入ったようで
特に何も言わなかったので
購入決定。

そして最後は・・

「決まったぜ。」

青峰くん。
振り返って、服を見た。

「・・・・」


「あ?なんだよ。」

「はい、それじゃ全員決まりましたね。
行きましょうか。」

「え!藤宮さん!
青峰っちのはいいんスか!?」

私が服を見て何も言わなかった事に
不思議に思ったのか
黄瀬くんが、慌てて言う。

「んー、私から言うことはないです。
青峰くん、自分に似合う服を
分かってますよ。オシャレです。」

ニッコリ笑って言えば
青峰くんは、目を見開いて固まった。

あたりを見れば、同じような感じで
頬が赤くなってる人もいる。

店内、暑かったか?
それとも風邪?

「あぁ、だからって
皆さんがオシャレじゃないって
訳じゃありませんから。
シンプル過ぎただけで
選ぶ服はオシャレでしたよ。」

「そうですか・・」

「あ、ちなみに言えば
黄瀬くんもオシャレでした。
さすが、モデルなだけあります。」

「マジッスか!?」

キラキラした嬉しそうな
笑顔で顔を近づける黄瀬くんに
こちらもつられて笑みが浮かぶ。

人懐こいから、こっちまで
笑顔がつい出てしまう。

「涼太離れろ。」

グィと赤司くんに肩を引かれて
黄瀬くんが後ろに下がる。

「なんスかー赤司・・っち?」

赤司くんの顔を見た黄瀬くんが
顔を真っ青にさせて
大人しくなった。

どうしたんだ?



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