• テキストサイズ

これが、逆トリップですか・・・

第1章 初めまして・・・?


「これは、これは・・・」

小さく息を漏らす。
どうしたもんかと、首に手を置いた。

「あの、信じてもらえませんか?」

困ったように首を傾げる黒子テツヤくん。

信じる、か。

っというより・・

「最初から疑ってはいませんよ。」

「え?」

「えっ!?」

「・・・・」


それぞれの反応に苦笑い。
そう、疑ってはいない。
不審な人達だとも思っていない。

ただ、驚いてはいるけれど。


「おそらく、彼だけじゃなくて
君達も、そのような感じで気づいたら
こちらに、という感じでしょう。」


「そうっス・・」

「・・・あぁ。」


「ふむ、そうですか。
それじゃ、こちらも説明したほうが
良さそうですね?」

あぁ、その前に・・

「自己紹介が遅れました。
私は、藤宮晴華です。」

ペコリと頭を下げる。
すると、彼らも素直に
自己紹介してくれた。

「黒子テツヤです。」


「黄瀬涼太っス」


「赤司征十郎だ。」

うん、まさか漫画のキャラクターを
間近で見れるなんて。
一体何が原因でこうなったのやら。

「とりあえず、飲み物を
用意して来ますね。」

「あ、僕も手伝います。」

「大丈夫ですよ。
すぐにすみますから。
ありがとうございます。」

黒子くんの気遣いを
やんわりと断ってキッチンに向かう。



/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp