第1章 初めまして・・・?
やれやれと、肩を竦ませた。
面倒な事になりそうな
気がするけれど、仕方ない。
目の前にいる彼らを
放って置くわけにはいかないか。
「いいですよ。」
頷けば、安心したような表情の
黒子テツヤくん。
「僕は、いつものように
練習をしていたんです。
練習というのは、バスケで。
そしたら突然、目眩がして
気がついたら・・・」
「ここに、という訳ですね。」
「はい。」
まさか、こんなことがあるのか?
目の前にいる彼らは間違いなく
黒子のバスケのキャラクターだ。
つまり・・・・
これが、逆トリップというやつですか・・・