第2章 人数が増えました、仲良くなりましょう?
「さて、何を作ろうか。」
エプロンをつけて、メニューを考える。
すると、黄瀬くんがキッチンにやって来た。
「あ、あの藤宮さん・・」
「あぁ、黄瀬くん。
どうかしました?」
恐る恐る声をかけてきて
首を傾げれば、キョトンとする
黄瀬くん。
「あ、もう怒ってないっスか・・?」
なるほど、それでかと
納得をして、笑う。
「もう、怒っていませんよ。」
そう言えば安心したのか
いつもの笑顔を浮かべる。
「そこにエプロンありますから
つけて下さい。」
「分かったっス!!」
それから、黄瀬くんと一緒に
朝食を作る。
まずは、スクランブルエッグ。
それから、サラダに
フルーツヨーグルト。
あとは、食パン。
簡単で手早く作れる。
朝食は、これくらいがいい。