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ハイキュー!!影山飛雄*裏*R18☆

第2章 ミラクルとハプニング


「影山ならツッキーと闘える?」

「は?何言ってんだ?」

「できるの?できないの?」

「負ける気しねぇ。あんな、ヒョロッヒョロしてる奴。」

相当嫌いだなこりゃ…

「じゃあ、影山にトス集めた方がいいよね。」

「は?正気か?」

「正気だよ。セッターだったあたしが言ってるんだから。」

「ちょっと待て…セッターってどういう事だ?」

「細かい事は気にしないのっ!」

兎に角、この状況をどうにかしたいと…。今ツッキーと渡り合えるのは、影山だけ。あたしの攻撃じゃ限界がある。なら…

「あたしが繋ぐ。影山はそれを…打ってほしい。」

綺麗事とかカッコつけたとかじゃなくて、本心だった。自分に出来る精一杯のことだと思った。

「わかった。どんな球でも打ってやる。」

「ありがとう。そう言ってくれると、心強い。」

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影山の活躍で、その後一点も採られずに優勝を手にした。

「お疲れ様ー!おめでとう!」

「お疲れ〜。やったね!」

クラスの皆が激励のことばをくれた。けれど、あたしは盛り上がれる気分ではなかった。

「ありがとう。皆の応援の声届いてたよ!流石に疲れちゃったから、ちょっと休んでくるねっ!」

「おー」

「あんだけ動いてたからなあ。」

クラスメイト達に手を振って、あたしはその場を後にした…。
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