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ハイキュー!!影山飛雄*裏*R18☆

第1章 出会い


翌朝、あたしが体育館に着くと既に、影山と日向が来ていた。
「おはよー」
「うっす。」
「おはよう!ってあれ?なんで華蝶さんがここに?」
「凛でいいよ。2人が今日ここに来るだろうなーって思ってたから、あたしもじっとしてられなくて、来ちゃった。」
久々にボールと遊びたいし。
「やっぱ、きっついなー5:00は。」
やっぱり来てくれた。田中さん。
「田中さん?!」
日向が驚きのあまり、声が裏返りそうになっている。
「7:00までには切り上げろよ!」
おぉ。なんがすごく田中さんが輝いて見えるよ!
「「おっす!!!」」
「ん?何だ?華蝶もきてたのか!別にマネ業する必要ないぞ?」
「はい。けど、やっぱりボールに触れたくって、来ちゃいました。」
少ししどろもどろになりながら答えると、田中さんは満面の笑みで
「お前、バレー好きなんだな!」
その言葉にあたしも
「はい!」
笑顔で答えたのだった。
その後、菅さんも来てくれた。

影山達が練習している間、あたしは文字通り、ボールと遊んでいた。たまに、転がってきたボールを返す以外は特に何と言ってすることもない。
だけど、さっきから誰かからの視線を感じる。恐る恐る振り向くとその正体は影山だった。
ゆっくり、こちらへ歩いてくる。
ドクドクと心臓が拍動している。あたし、何かしたっけ?!
影山はあたしの目の前で止まり、爆弾発言を浴びせてきた。
「なあ、サーブ打ってくれねえか?」
「えっ?」
あたしは内心戸惑った。ここで、本気でサーブ打って、変に思われるのは確実。だけど、力になりたいのは確かだった。
「ちょっと待った!何であたしがサーブ打てるって思うの?」
「それは…
直感だ。」
そんなに真っ直ぐぶつけられても困るんですけど…。でもまぁ、ちょっとくらいならいいか。
「サーブ、あたしでよければ、打たせて?けど、なまってるだろうから、保証はできないけど。」
「なまってる?」
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