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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第9章 *オレにわがまま言って?【黄瀬涼太】*




「ほら、オレの腕に頭乗せて…?」

「痺れちゃうよ……」

「大丈夫っスよ、ね?」

「う、うん……」



背広だけ脱いだオレはに腕枕をしてあげた。

いつもより緊張してるみたいだから、そのままそっと自分に引き寄せる。


暫くすると安心したのか、彼女はオレの胸に顔をすり寄せて……幸せそうに目を閉じていた。



「もう夜遅いけど……眠くないっスか…?」

「うん、平気……」

「そっか、良かったっス」

「あっ、涼太は…?ごめん、疲れてるよね……」

「大丈夫っスよ。心配しないで……」



オレはの頭を優しく一撫で。
彼女はここでも幸せそうにしてる。


可愛い。大好き。愛おしい。


もうこの気持ち、抑えられない。



「…?」

「なに…?」

「誕生日、おめでとう」



もう少し今の時間を過ごしていたかった。

けどを愛したくてたまらないから、オレは「おめでとう」の言葉と共にふんわりと唇を重ねた。


それは次第に濃厚になり、腕をそっと引き抜いて……横向きで寝転んでいた体勢から、オレはの上に場所を移動。


そして飽きる事なく口付けを交わしながら……手を彼女の身体へと触れさせていった。
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