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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第8章 *年下の可愛い彼女【実渕玲央】*




「何固くなってるのよ」

「イヤ……フタリキリデスシ」

「まるでロボットじゃない。楽にしてちょうだい」



とか心に誓って彼女の家に来たというのに……ちゃんったらガチガチなのよ。

正座して真っ直ぐ前を向いたまま見てもくれないの。


この様子じゃ可哀想かしらって、また諦めムードになっちゃった私。

けど……次の瞬間ちゃんから胸に飛び込んできてくれたのよ。

勢いが強過ぎてちょっと痛かったけど。



「あら、どうしたのかしら?」

「ま、先ずは……自分から!」

「え?何の話…?」

「赤司くんに聞いたんです…!その気なら……自分から抱き付いてみろって…!」



何を言ってるのよ征ちゃんは!
よくもそんな事教えられたわね!
ちゃんにとったらかなり恥ずかしい筈よ!


……でも勇気出してくれたのよね。
私とシてもいいから実行してくれたんでしょう?


嬉しいわ、ありがとう。



「貴女も悩んでくれていたのね」

「はい……先輩に呆れられちゃうと思って……」

「そんな事ないわよ。誰も最初は怖いものだもの」

「でも…!でも私も……シ、シたいというか……」

「……そう。その言葉が聞けただけで十分だわ」

「先輩…っ」

「ダメよ先輩なんて。玲央って呼んで……」

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