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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第8章 *年下の可愛い彼女【実渕玲央】*


実渕side



「すっ、好きです!実渕先輩っ!」



今自分の目の前で手紙を突き出している女の子は、私達洛山男子バスケ部のマネージャーさん。


征ちゃんが異様な程落ち着いているのに対して、この子は正反対。
年下の可愛らしさをちゃんと持っているのよ。



「それ、ラブレターかしら」

「あっ、はい!読んでくれたら嬉しいんですけど…!」

「今好きって言っちゃ書かなくても良かったんじゃない?」

「……あぁ!す、すみません!」

「謝らなくていいわよ。嬉しいわ、ありがとう」

「はいっ!」



我らバスケ部の癒しポジションに居たちゃんは、特に小太郎から絶大な人気を集めているわ。

「ー!」って、いつもあいつの口から出るのは「」ばかりなの。


それがちょっと面白くなかった私は、今回受けた告白で小太郎に勝ったと思っちゃったわ。



「返事は今でもいいかしら?」

「え?!いやっ、私そこまで心の準備が出来、」

「私も好きよ、ちゃん」

「……」

「あらあら、何ポカンとしてるのかしら」

「ほ、本当ですか…?!聞き間違いじゃないですよね…?」

「なら今度は近くで言ってあげるわよ」

「えぇ!い、いいです!聞こえました…!」

「耳、貸してくれる?」

「だから聞こえましたってば…!きゃ…!」

「貴女が大好きよ……」

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