第6章 *飲み会の帰り【高尾和成】*
*おまけ*
「和成、和成ってば」
「ん〜……なぁにちゃん……」
「もう朝だよ、起きて」
「んぇ……も〜そんな時間…?」
「うん。ほーら」
「あ〜布団剥ぐなってぇ……」
「起きないからでしょ?寝坊助さん」
「しょーがないっしょぉ……夕べは何回もシちまったんだし……」
「和成がまだまだって言うから……」
「お前可愛いから……やめたくねぇの……」
「っ……そんな事言ってる暇があるなら起きてよっ!」
「あれー…?照れちゃったぁ…?可愛いですなぁ……」
「和成!」
「分かった分かった。けどその代わり……んー」
「え、キス…?」
「ん。ほらぁ……早くしろってぇ……」
「し、したらちゃんと起きてよ?……んっ」
「つっかまえたー!」
「きゃぁ!ちょっと…!」
「そーんな軽いキスじゃ、オレは起きねぇよ?」
「じゃあどうすればいいの?!」
「分かるっしょー?もっと甘いキス……ってな!」
「和成のバカ!離してよ!」
「逃げられねぇぜ?お前はオレの腕の中だし?」
「だから離してって…!」
「ダーメ。おはようのキス……もっとして……」
「んんっ……」
*終わり*