第1章 本編
「・・・・・って、えぇ~っ!?」
俺はよく考えてこんな反応になった。もちろん不二子は俺を見ていた。
「・・・・・」
「・・・・・よし」
俺は##AME1#を見つめた。
「俺、お前と付き合うよ」
「・・・・本当?」
「あぁ」
「ヤッタ♪」
不二子は、嬉しそうに笑っていた。俺はつい微笑んでしまった。
「じゃあ、一緒に帰ろっか?」
「そ、そうだな!」
俺たちは、二人仲良く帰路についた。
翌日。
忍足が足早にやってきた。
「昨日はどうやった?」
「どうもこうも、侑士…後で覚えてろよ!」
俺は吐き捨てるように言った。そして、俺は嬉しい反面、恥ずかしさを覚えた。何だか照れくさくて、けれどモヤモヤしてて…
…不二子に逢いたい…
そんな事を考えたらあっという間に戦争がやってきた。しかし!
「いっけね!」
俺はうっかり出遅れてしまった。もちろん俺が購買についた時には長蛇の列。というか餌に群がる猛獣?w
「ここからじゃ、購買のおばちゃんも見えねぇよι」
とりあえずジャンプアピールしてみたけど、おばちゃんは見てなかった。
「今日は厄日だぜ…」
やっとの思いでおばちゃんに辿り着いた俺がゲットしたのは、
・あんパン
・牛乳
・ラスク(5枚入)
・不二子
「ん?」
俺は何故か不二子の腕を掴んでいた。
「何で不二子の腕掴んでんだ?」
「わ、私が知りたいよ!」
不二子はお目当ての物をゲットし、戻ろうと人混みをかき分けていたら何故か!腕を掴まれていて人混みを脱出。
「とりあえずさ、腕放してくれる?」
「あ、わりぃ…」
俺は不二子の腕を放した。
「屋上行ってご飯食べよっか?時間なくなっちゃうし」
「そそそうだな」
俺はぎこちなく返事をした。2人並んで屋上に向かう。屋上へ続く階段で不二子はこんな事を語り始めた。
「私がね?岳人を初めて見たのはココに入る時だったの」
「そうなのか?」
俺は今更何言ってんだ?状態でとりあえず話の続きを聞いた。