第3章 変化する距離感【＊裏指定＊】

そっとその膨らみに唇を添わすと、暖かな熱が伝わり、柔らかく沈む。
そのまま中心で主張する頂を口に含み、舌で転がすと自分の頭を押さえる手に力が入ったのを感じた。




「や、まこぉ………///」




尚も固さを増すそれを、舌で柔らかく舐めては弾き、もう一方の手で背中を撫で上げるとビクビクとしなる悠の体。




「あっ…………はぁ………あっ……」



「悠、可愛い…………もっと、声、聞かせて？」




熱く潤んだ瞳を見つめると、眉尻を下げふるふると頭を振る悠。
そんな姿も可愛くて思わず笑顔になると、彼女も少しだけ笑みを見せてくれた。




「……… 悠の全部を感じたい。……声も、熱も、全部。」




真琴の頭をぎゅうと、抱き締める悠。




「………私だけ脱いでるの恥ずかしいよ………真琴も………脱いで？」




彼女の恥じらいながらの可愛いおねだりは、真琴の熱を更に高めていき、真琴はすぐにでも彼女の中に自身を沈めたい欲求に駆られてしまう。




「………うん。」




返事とともに彼女の体を抱き抱え、そっとベッドに横たわらせると、真琴は勢いよく自身の着ていたパーカーを脱ぎ捨てた。




途端に露になった筋肉質な体に、悠は息を飲む。




覆い被さるように見下げてくる瞳は、普段の優しい緑のそれとは異なり、"男"を感じさせる獰猛な瞳。
見つめられるだけでじわじわと体の中心が疼いてしまう。




「………早く、悠の中に入りたい。」




薄く開かれた唇から漏れた言葉に、ドキリと胸が跳ねる。
彼の大きく暖かい手が、内太股を撫で上げると、ビクリと無意識に反応する体。


真琴の顔が近づき、チュッとリップ音を鳴らしキスをすると、すぐに首筋へと顔を埋め、ねっとりと舐め上げられてしまう。




「ひぁっ、あっ………あぁっ！」



下肢を撫でていた手が中心に触れる。
既に充分すぎるほどの水気を帯びたそこをゆるゆると指で刺激をされ、鋭い快感が体を走った。



「あっやぁっだめ、ぇ///」



「俺が触れただけで、こんなに………凄く嬉しいよ。……本当、堪んない///」