第2章 3ヶ月に1度の内緒の話。
繋がったまま、キスをするのはなんだかすごく気持ちがいい。
ある程度気分が高鳴ると ちょっと乱暴に扱われるほうが気持ちいい。
舌をピリッとするほど噛まれるのが気持ちいい。
胸の先端を噛み千切るくらいの勢いで噛まれるのが気持ちいい。
一番奥をガンガンと攻められるのがすごく気持ちいい。
多分、アキトは知っている。
「アキト、私、もう、無、理」
「…俺も、」
快感に耐え切れなくなってしまう。
キスをして、舌を噛まれてる間に、胸は痛いくらい弄られる。
私が声を我慢してるのは恥ずかしいとかじゃない。
自分の声があんな風になるなんて、ただ単に気に入らなくて嫌いなのも、知ってるでしょ。
アキトは先ほどよりも激しく突き上げてくる。
もう、なにがなんだか、どうでもいいくらい、頭真っ白で
小さく、声が出てしまった。
そのあとアキトも少しだけ声を漏らして果てる。
なんか、可愛いんだよな、これ。
頭は真っ白のはずなのに、そんな事を考える部分はよく働いているようだった。