第4章 回想
そしてそのまま母は家を出て行ってしまった。
言葉の暴力にも慣れたつもりだったんだけど。
さすがに母親にああ言われるとなぁ
あんな話の後だし。
一応、誕生日だし。
今になって考えてみると、シチュエーションもあって
言葉の破壊力が倍増してたんだと思う。
急に自殺願望が湧く。
とりあえず、カッターで左手首を切ってみた。
躊躇わなかったから、1度切っただけでかなり深い傷ができた。
そして切ってから気がついた。
・・・これ、死ぬまでかなり時間食うな、と。
てなわけで自殺方法を飛び降り自殺に変更。
んで、今に至る。