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〈黒子のバスケ〉 転生
第1章 プロローグ
あーあ。
こういうの、絶望っていうのかな。
いままで希望を持っていたかをきかれても困るけど。
「はぁ・・。」
私はため息をつく。
周りは真っ暗。月が出ている。
左手首からは、赤い血が流れ出ていて。
いま私は、自宅(4F)のベランダにある柵に座っている。
足もとには、なにもない。
月が隠れて、さらに暗くなったとき。
「じゃあ、ね」
私は、腰をうかせた。
もちろん 落ちる。
あれ?
4階って、こんなに高さあったっけ?
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