第8章 夢から覚めたらなんということでしょう
花もローブを着込み
長い道のりを歩いていた
しかし
なんだか胸が苦しい
歩くにつれ頭痛もひどくなっていく
汗が脂汗に変わり、息が上がっていく。
白「花………、どうした、の?」
花と繋いでいた白は
つないでいる手が
汗をかき、指先が冷たくなったいるのが
わかった。
『なんだろう……貧血かな、…っ』
空「大丈夫か?俺たちよりは健康体なのにな」
『そ、だねっ…あはは』
花が次の言葉を口にしようと
したとき
足がガクっと折れ、花は
崩れ落ちた
空「お、おい!」
花は意識を手放した