第21章 挑発成功しました

ステフ「花様、い、いいのですの？
あんなこと言ってしまって…」

『いや、あそこでわたしがしっかりしないと
あまりにも締まらないし……』
と、さっきまでの策士的な顔立ちが苦笑いになった

ステフ「でもあの人の言うことにも
一理あると……」

空「あのさ
そろそろ他人を疑うことを覚えたらどうだ？」

よくやった（挑発を）というように
花の頭を撫でながら
ステフを哀れむ空

白「ん」

『うん、すごく心配だよステフ』