第20章 ジョジョってみたこいつらをナメるな
空「そんなん相手にできるかよ
やれば『必敗』
万に一つも勝機はない」
ステフがまた言いたそうに口を開ける前に
つけ加える
空「だから
それを避けたんだろうが」
ステフ「え?」
空は 花を抱きなおし
言う
空「いいか、出来る限り
簡単に説明するぞ?」
はい、どうぞ
と 花に発言権を渡す
『え?!えーと
この総当りの国王選定。
優勝した人が人類種の代表になります』
ステフ「は、はい」
『でも、他国の介入があったかもしれない
今回の案は考えものです
これはすでに個人戦ではなく
国家戦、外交戦ですね。』
ステフは理解したと頷く
空「その傀儡人形の王を作ろうとしている
エルフ。
でも、エルフだけがその発想に考えが至る
とは思ってないよな?」
その言葉にステフは目を泳がす
『他国がそう実行したかはさておき
可能性は高いわけです。
そこで逆手を取る。
空達も
その一人だと思わせます。
携帯と
私を使って』