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『  』に溺愛される少女がいたそうですよ?

第19章 異議を唱えましょう、サン、はい。


空は花をグッと
引き寄せ、周りから見たら
恋人同士だ

クラミー「…なんのことかしら?」

空はそれをやめることなく
空「あ、そ?
んじゃ、だれかそのフード取ってもらえる?」


そう言われ
近くにいた観衆がフードを剥がす


すると
見えるは2つのとがった耳
ファンタジーそのもののエルフの長い耳


またもざわつく広場

色々な意見がひそひそと飛び交う

空「ねぇ、クールビューティーなペテン師さん

友達助けないの?」

クラミー「何度もいわせないで、
なんのことかわからないわ」

白「…じゃ、追い出しても……
問題ない……」
白はもうひとつのケータイを
取り出しながら聞く

空「さて、じゃ改めてポーカー

やろっか?」

携帯をわざとらしく弄りながら
にこにこというのが似合う笑顔で言う


数秒の沈黙。


クラミーは目を閉じた

クラミー「なるほど
適当なエルフと結託して
私を魔法を使った"人類の敵"に仕立て上げよう
って算段ってとこかしら」

空「悪くない言い訳を思いつくな
それとも、準備してあった?」

まだまだ続く挑発

「でも、それならこっちにも
プライドがある」

クラミー「お望み通り
そちらのエルフはどこへでもご自由に
そして、イカサマなんて介入するしか余地のない
実力を証明するのに適切なゲームで
勝負しましょう」

その言葉にニヤリとした空
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